フジテレビの三田友梨佳アナウンサー(29)が、「配慮に欠ける表現があった」として放送中止が決まった「三ツ矢サイダー」の問題のシーンについて、楽器経験者として自身の経験からコメントした。

 アサヒ飲料は18日、俳優の神木隆之介と女優の芳根京子を起用した新CM「僕らの爽快編」の放送中止を発表。同CMではトランペットを練習している芳根の背に、かけよってきた友人たちがぶつかるシーンがあり、ネット上では「唇が切れる」「前歯が折れる」などと危険性を指摘する書き込みが相次いでいた。

 三田アナは19日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」で、自身も「吹奏楽部でトランペットとトロンボーンをやっていた」と経験者であることを明かし、同シーンで指摘された危険性について「たしかに押されたらガクンッてなってマウスピースで口の中が血だらけになるっていうことも想像できます」と語った。

 自身は同CMのように練習中に後ろから押された経験はないとのことだが、「でも私、ボケっとして(吹こうとして構えた)瞬間に(マウスピースが口に)ガンッってなって……すごく痛かった覚えはある」と失敗エピソードを苦笑いで披露。その経験から、もし同シーンのように練習中に後ろから押されたとしたら「そうとう痛いと思います」とコメントした。