ジャネット・ジャクソン(50)が昨年、3度にわたり公演を延期した末、チケット代金をまだ返金していないとして、ファンの1人が集団訴訟を起こしたことがわかった。

 ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙などによると、ティアナ・アダムズさんは訴状の中で、プロモーターのライブネーションが繰り返し、ツアー“中止”ではなく“延期”とした上、チケット代金を返金しないまま、逃げようとしていると主張しているという。

 ジャクソンは昨年4月、子供を作るためにドクターストップがかかったことを理由に、ツアーを延期。最終的には3度の延期となったが、年内にツアーを行うと発表したまま、具体的な日程は未定のままとなっている。待ちくたびれたファンたちは、チケット代金の返金を希望しているようだ。

 ジャクソンは今年1月、結婚5年になるカタールの大富豪ウィッサム・アル・マナ氏(42)との間に第1子を出産したが、その直後には同氏と別居していたと報じられており、今月初めに破局が報じられた。(ニューヨーク=鹿目直子)