上方落語協会の桂文枝会長(73)が24日、前日23日に85歳で亡くなった落語協会最高顧問の三遊亭円歌さんをしのび、所属事務所を通じてコメントを発表した。

 文枝は「師匠には、私が上方落語協会の会長に就任した時から、何かと気にかけてくださり、細かく、優しく、ご指導下さいました」とし、03年に会長職に就いた当時から、指導を受けたことに感謝した。

 また、創作をライフワークとする文枝は「同じ新作派とということでも、かわいがっていただきました」とし、円歌さんは「自分は寡作派で、練り上げてゆく方だけど、君はたくさん作りなさい。いずれ落語界の財産になるから」との言葉をもらったといい「本当に親切にしていただきました。感謝しかありません。ご冥福をお祈り申し上げます」とコメントした。