テレビ朝日の角南源五社長(60)は25日、都内の定例会見で4月改編の連続ドラマについて「絶好のスタートを切れた」と話した。

 民放連ドラ14作品中、天海祐希(49)主演の「緊急取調室」(木曜午後9時)が初回17・9%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)で1位、内藤剛志(61)主演の「警視庁・捜査一課長」(木曜午後8時)が初回14・5%で2位。「警視庁捜査一課9係」(水曜午後9時)が2話平均で11・6%で5位になった。新設した昼帯の連続ドラマ「やすらぎの郷」(月~金曜午後0時30分)は初回8・7%と好スタートを切った。角南社長は「『やすらぎ-』は豪華でぜいたくなキャスティングで、お褒めの言葉をいただいている。(中高年層だけではなく)若年層の視聴率獲得も期待している」と話した。

 また、高島彩キャスター(38)の「サタデーステーション」(土曜午後8時54分)は初回8・7%、長野智子キャスター(54)の「サンデーステーション」(日曜午後8時54分)は初回8・0%でスタート。角南社長は「安心して見ていられるニュースになっている。ニーズは確実にある。今後の視聴習慣の定着に期待したい」と話した。