女優の観月ありさ(40)が芸能界を辞めようと考えていた過去を明かした。

 27日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で観月ありさがデビューから現在までについてのインタビューに応じた。

 観月は1989年にドラマ「教師びんびん物語」で脚光を浴び、「放課後」で連続ドラマ初主演。歌手としてもヒットを飛ばし瞬く間にトップスターとなったが、そのおかげで普通の生活がままならず「登校するだけで人だかりが出来てしまった」と、当時の苦労を振り返った。さらに「気の強いイメージから怖い人と思われてしまった」と続け、「芸能界を辞めようと思った」と、精神的に追い詰められていた事を明かした。

 そんな観月を救ったのが96年に放送されてヒットしたドラマ「ナースのお仕事」の朝倉いずみ役だったという。ドジで明るいナースの役のおかげで「イメージを変える事が出来た」と、観月は笑顔を浮かべた。「街で『これからも頑張ってください』と言われるようになって、それが活力になった」と、“朝倉いずみ”への感謝を語った。