錦織一清(51)が演出し、ジャニーズJr.の4人組ユニット、ふぉ~ゆ~が主演した舞台「23階の笑い」が好評を呼び、27日、都内で再演が幕を開けた。

 50年代の米バラエティー番組の裏側を描いたブロードウェー作品が原作。天才コメディアン役の松崎裕介(30)を「素顔はちっとも面白くないヤツなんんですけど、どこかゆがんでいるところがこの役に合っている」と事務所の大先輩、錦織は皮肉まじりに紹介した。

 指導は念入りのようでメンバーの辰巳雄大(30)は「身ぶり、手ぶりで分かりやすく教えてくれます」。舞台の掛け持ちの多いジャニーズJr.メンバーだけに「ちょっと、稽古を離れるとすっかり変わっていて、戸惑いもあった」と振り返った。

 錦織は「前回は50年代の米国社会の理解から始まったけど、今回はその上にどんどん応用が入れられた。ダンスシーンは『ラ・ラ・ランド』に負けません」と自信をのぞかせた。5月には名古屋、福岡、大阪でも順次公演を行う。