俳優神田正輝(66)が29日、大阪市福島区のABCテレビで、「朝だ!生です旅サラダ」(土曜午前8時)の生出演後、取材に応じ、娘の女優神田沙也加(30)の結婚に「僕はもう『JIJI(じいじ)』です」と語った。

 正輝は以前から、交際の報告を受けていたといい、3カ月前に「本人たちが(結婚を)決めたときに(結婚すると)聞いた」と話した。相手の俳優村田充(みつ=39)とは、今年に入って初めて会い、3人で食事。その際の写真が、沙也加のインスタグラムに掲載された3ショットだった。

 村田について「背が高くてびっくりした。おとなしい方」とし、沙也加には「仲良くしなさいと言った。ケンカもいろいろあるけど、仲良くケンカをしなさい」と、アドバイスも送ったという。

 松田聖子(55)との自身の結婚生活を振り返り「結婚したらいいことも、悪いこともある。(ケンカも、トラブルも)今の(早い)うちにいろいろあった方がいい。まあ、僕はいろいろ、ありすぎたから、ほどほどに! お互いに感謝と思いやりを忘れずに。でもまあ、思いやりのある子だから」とも語った。

 ミュージカル女優として成長した娘には「僕はできないから、ああいうね。でも、これからですね」と言いつつも、終始、笑みを携えての取材対応。孫の予定は「まだ、聞いてない」と言うものの、すでに「じいじと呼ばれている」とか。ただ「(ひらがなの)じいじではなく、アルファベットで! 『JIJI』ね」と、正輝らしいこだわりも披露して笑わせた。

 挙式・披露宴については「本人たちが好きなようにやればいい。任せている」とし、日程も聞いていないという。5月半ばとの報道を問われ「え? なんで僕が聞いてないんだろ?」と驚いていた。

 一方で、挙式については「将来のために無理しないで、自分たちだけでささやかにすればいい。我々のときみたいに、周りがどんちゃんするのはどうかなと思う。僕たちも裏山でチョンチョンとやろう思っていたけど、小林専務がからんだら、ああなった」。結婚生活に加え、挙式についても、自身たち夫妻を反面教師にしろ、と、助言した。

 その元妻、聖子については現在、連絡をとっていないといい、沙也加の結婚については「娘がしてんじゃないですか。母親ですから、その辺、夫婦じゃないんで、僕には分からない」と話していた。