ダウンタウンの松本人志(53)が、大麻取締法違反(所持)で有罪判決を受けた元女優の高樹沙耶被告(53)について「医療大麻を必要とする人の邪魔をしただけ」と批判した。

 松本は30日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、医療用大麻の合法化に取り組んできた高樹被告が大麻使用で有罪判決を受けたことについて「医療用大麻を必要としている人がほんとに居るとしたら、その人たちの邪魔をしただけ」と批判。高樹被告が、親知らずを抜いた痛みを軽減させるために大麻を使用したとしていることに「親知らずぐらい、ええオバハンやねんから我慢せな」とチクリと刺した。

 また、TBS系「サンデー・ジャポン」でも高樹被告の一件を取り上げた。医師でタレントの西川史子は「全く同情の余地はないですよね。歯が痛かったから(大麻を)使ったっておっしゃてたけど、痛み止めありますし。医療用大麻について議論されることは良いんですけど、自ら使うことは全くの別問題」とバッサリ。モデルのアンミカも「医療でそれ(大麻)を必要としていた人たちを二重で裏切った」と批判し、さらに高樹被告が女優復帰について発言したことに対し「そんな発言をするには早すぎますし、もっと責任をとって社会の責任を取り戻さないといけないし。甘いわ」と切り捨てた。