レオナルド・ディカプリオ(42)が現地時間の27日、ワシントンD.C.で行われたトランプ政権の環境政策に反対する抗議デモに参加したことがわかった。

 ニューヨーク・ポスト紙によると、石油掘削の規制緩和に反対するエクアドルのアマゾンの先住民ザパラ族や、環境保護を訴える大勢の人々が、トランプ氏が大統領に就任して100日目を迎えたホワイトハウス周辺の通りをデモ行進。

 トレードマークの帽子をかぶり、サングラスをかけたレオも、ザパラ族の人々とともに「地球の温暖化は現実だ」と書かれたサインを掲げ、デモ行進したという。

 トランプ氏は28日、オフショアの石油とガス掘削に関する規制を緩和する大統領令に署名。この大統領令は、オバマ前政権による北極海と大西洋での掘削制限を緩和するためのものである。

 産油国エクアドルでは、石油掘削によるアマゾンの環境破壊が深刻化。アマゾンのジャングルで生活する先住民たちが、森林汚染を理由に大手石油会社を相手に訴訟を起こすに至っている。(ニューヨーク=鹿目直子)