藤原竜也(34)主演のTBS系連ドラ「リバース」(金曜午後10時)の4月28日第3話の平均視聴率が10・5%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は10・3%、前週第2話は急落して6・3%だった。  

 平凡な会社員が、10年前の友人の死の真相を探るミステリーで、原作は今年デビュー10周年を迎えた人気ベストセラー作家・湊かなえ氏の同名小説。“イヤミス(=読んで嫌な気分になるミステリー)の女王”が描く友情、贖罪、美しき愛の物語を、豪華キャストで描く。謎に次ぐ謎で、次週が気になる展開は、まさに湊かなえ氏の真骨頂だ。

 第3話は、恋人・美穂子(戸田恵梨香)に“秘密”を打ち明けた深瀬(藤原竜也)だったが、それがきっかけで2人の間に距離ができてしまう。そんな中、浅見(玉森裕太)、村井(三浦貴大)、谷原(市原隼人)らゼミ仲間の元にも何者かから告発文が届く。お互いを探りはじめる4人だったが、「昔の話」だと言って呑気な谷原に、不快な思いを抱く深瀬。そして、執拗につきまとう小笠原(武田鉄矢)に対し、深瀬はようやく重い口を開きはじめる、という内容だった。