NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」(月~土曜、午前8時)を4月1日放送分で卒業した、11代目うたのお兄さんの横山だいすけ(年齢非公表)が2日、ブログを更新し「昨日、お兄さんからお父さんになってきました笑」と報告した。

 うたのお兄さんとして大人気だった横山がパパに!? とファンにはドッキリの報告だが、それは舞台上の話。横山は6月1日に東京・新国立劇場で開演するミュージカル「魔女の宅急便」で、上白石萌歌演じる主人公キキの父オキノを、中井智彦とともにダブルキャストで演じる。

 横山は1日に、魔女の宅急便の初日顔合わせに臨んだという。「卒業して初めての外の舞台のお仕事…正直かなーーり不安でした…集合場所間違えちゃうし…雨降ってくるし…」と、トラブルがあったことを報告。その一方で「実際会場入りすると、とっても優しい人ばかりで不安も半分になりました!」と気を取り直した思いをつづった。

 そして「ぼくもこれまでみなさんのおかげでたぁーくさんの子どもたちとかかわることができたから、その経験を生かしオキノさんの温かさを出せるよう頑張ります」と、「おかあさんといっしょ」で培った経験を、お父さんの役作りに生かすと意気込んだ。

 横山は4月29日にブログをスタートしたばかりだが、4月30日には「ぼくのやりたかったこと、一つ目は・・・みんなのもとへ生の歌を届けに行くことです!」として、公演「だいすけお兄さんの世界名作劇場2017」を、7月25日の兵庫を皮切りに全国8カ所で全17回、行うことを発表。「この夏関西のみんなに会いに行きます!そして、そのあとは全国のみんなのもとへ!ありがとうを届けにいきます!いっしょに歌って笑えたらうれしいです」(コメントは全て原文のまま)とファンに呼び掛けた。

 横山が「おかあさんといっしょ」を卒業した後、インターネット上では、横山がテレビで見られなくなった喪失感を嘆くファンの“だいすけお兄さんロス”を訴える投稿が広がった。ファンにとって、お兄さんからお父さんにはなっても、生の横山を見られる機会が増えそうだ。