TBS系日曜劇場「小さな巨人」(日曜午後9時)の7日第4話の平均視聴率が13・5%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第3話は11・7%だった。  

 出世街道から外れた長谷川博己(40)演じるエリート捜査員を中心に、警察内部の権力闘争を熱く描いた骨太作品。謎解きを重視した警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を写し出している。

 第4話は、警察内部に内通者がいることに気付き、事件の背後には小野田(香川照之)がいると悟った香坂(長谷川博己)。そこで、小野田をおびき寄せるため、供述を変えた菜穂(吉田羊)の一件を新聞社にリークする。記事を見た中田(桂文枝)が憤慨し、小野田と接触するという、香坂の予想通りの展開となる。そして、渡部(安田顕)ら芝署員とともに、2人が会合する店に潜む香坂だったが…、という内容だった。