女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の8日の平均視聴率が19・9%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は22日放送の第18話の20・5%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 8日は、みね子(有村架純)の寮に巡査の綿引(竜星涼)が訪ねてくる。みね子は綿引に連れられて、初めて喫茶店でクリームソーダを食べ、その味に感激する。その後、みね子の希望で実(沢村一樹)がいた宿舎に向かう。しかし、何も手がかりがなく、落胆して寮に戻ったみね子だったが、迎えてくれたみんなの温かさにホッとする、という内容だった。