よゐこ有野晋哉(45)が8日、東京・新宿武蔵野館で行われた映画「トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡」(杉山泰一監督、20日公開)完成披露プレミア上映会の写真撮影中、記者に向かって「(撮った写真は)離婚した時とか使われるんでしょ?」とブラックジョークを飛ばした。

 有野は、記者から「予定があるんですか?」と聞かれると「しないですけど」と一蹴し、ニヤリ。さらに写真撮影が続く中、カメラマンに「浮気現場、撮ったどーみたいなの、やるんでしょ? しないですけど」と突っ込み、笑った。

 有野は、関東最東端を走る千葉県のローカル線・銚子電鉄を舞台に描かれた小説を映画化した「トモシビ-」に、単独で俳優として本格的に映画に初出演した。劇中では銚子電鉄の運転士・磯崎を演じた。

 この日の舞台あいさつでは、「トモシビ-」と有野がレギュラー出演し、21シーズン目を迎えた、スカパー! フジテレビONEの人気ゲームバラエティー番組「ゲームセンターCX」(隔週木曜)が緊急合体した。18日放送回で、有野が「電車でGO!」をプレーする映像が流れた。

 映画の役同様、運転士としてプレーした有野だったが、標識無視を連発しATS(自動列車停止装置)が何度も押される始末。これには、映画に初主演した松風理咲(16)も「ちょっと残念ですね。いつもこんな運転をする、磯崎さんの電車に乗って通学していると考えると、ちょっと怖いですね」とダメ出しした。

 有野は「ゲームはお得意じゃないんです。好きなんです!! 映画の方は、ちゃんとした安全運転です」と笑った。そして今後の俳優業については「本格的二枚目俳優を目指しております」と胸を張った。【村上幸将】