アイドルグループこぶしファクトリーの最年長メンバーでサブリーダーの藤井梨央(18)が、グループ、およびハロー!プロジェクト(ハロプロ)から卒業することが12日、分かった。ハロプロの公式サイトで発表された。

 公式サイトによると、今年夏に開催されるハロプロの全国ツアーをもって卒業するという。藤井は今春から大学に通っており、「ハロプロ研修生になる前から抱いていたもう1つの夢である教師、保育士を目指し、学業に専念したいという本人からの申し出がありました」と説明。話し合いを重ねた結果、卒業という結論に至ったという。

 藤井は、サイト上でコメントを発表した。「昨年、高校3年生になり受験生になって将来を考えた時、教師、保育士になりたい。という昔からの夢も諦めることができませんでした」と明かし、「こぶしファクトリーの活動との両立も考えました。事務所のスタッフさんとも相談し、話し合ううちに、やはり学業に専念したいと思い、夏休みが終わった新学期のタイミングで卒業をすることを決断しました」とつづった。

 ファンやメンバーに向けて、「まだまだ8人で達成できていない夢がたくさんあるのに、そんな中で卒業を決めたことは本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。「自分自身悔いのないように卒業するために、少しでも8人でかなえたい夢や目標を達成するために、卒業まで全力で活動し、努力していきます」と誓っている。