X JAPANのYOSHIKIが16日(日本時間17日)、ロサンゼルスの病院で頸椎(けいつい)人工椎間板置換の緊急手術を行い、無事に終了したことを発表した。

 手術は数時間に及んだが、容体は安定している。医師によると、術後は声を発することが困難な状態がしばらく続くものの、本来の声を少しずつ取り戻すはずと言われているという。YOSHIKIは激しいドラムパフォーマンスなどが原因で、頸椎椎間孔狭窄(きょうさく)症と診断されていた。

 全身麻酔から覚醒後、鎮痛剤を服用した意識がもうろうとした状態で「昨夜から手術の直前まで書いていた曲をどうしてもレコーディングしたい」と医師に直談判。術後数時間で退院し、その足でスタジオに向かったという。30分ほど作業をしたが想像以上の負担があり、長時間の作業を断念。同行したナース、スタッフの説得などで自宅に戻り、静養に努めている。