X JAPANのYOSHIKIが16日(日本時間17日)、米ロサンゼルスの病院で頸椎(けいつい)人工椎間板置換の緊急手術を行った。インスタグラムにベッドで横たわる写真と「先ほど首の手術が終わりました。成功しました」というメッセージを投稿し無事に終えたことを報告した。

 手術は数時間に及んだ。医師からは「本来の声を少しずつ取り戻すはず」と言われているという。激しいドラムプレーなどが原因で頸椎椎間孔狭窄(きょうさく)症と診断されていた。インスタグラムには患部のエックス線写真も掲載し「今日アイアンマンにもなった」などとつづった。

 全身麻酔から覚醒後、鎮痛剤などの影響で意識がもうろうとした状態で「昨夜から手術の直前まで書いていた曲をどうしてもレコーディングしたい」と医師に直談判。術後数時間で退院したその足で、看護師やスタッフを同行させてスタジオに向かった。創作活動を約30分行ったが、長時間の作業は断念し、その後は自宅で静養している。