歌舞伎俳優中村獅童(44)が初期の肺腺がんのため、出演を予定した6月の博多座「六月博多座大歌舞伎」、7月の歌舞伎座「七月大歌舞伎」を休演することが18日、分かった。

 定期的に受けている健康診断でがんと判明した。

 入院して手術を受けるという。

 獅童は「毎年、定期的に受けている人間ドックで初期の肺腺がんであることが分かりました。今、見つかったのが奇跡的と言われるほどの早期発見で、この状況ですぐに手術すれば完治するとの担当医師からのお言葉でした。やむを得ず、休演することを断腸の思いで決断いたしました。本当に申し訳ございません」などとコメントした。