お笑いトリオ、パンサーが19日、都内で、サイクリングイベント「ツール・ド・東北 2017」の記者発表会に出席した。

 宮城県東松島市出身で、「東松島ふるさと復興大使」を務める尾形貴弘(40)は「ツール・ド・東北 フレンズ」として参加する。実は一昨年、テレビの企画で同イベントに参加する予定だった。しかし、当日風邪をひき「へんとう腺がパンパンに腫れた」ために欠席。菅良太郎(35)が代役を務めた。2年越しのリベンジとなる尾形は「今回は大丈夫。しっかり体調管理します」と笑顔を見せ「メンタルとフィジカルで東松島を盛り上げます。サンキュー!」と宣言した。

 地元での開催となるが「震災で家も全部流されてしまった。いろいろ大変だったけど、県外の方にもたくさん助けていただいた。今回やっと恩返しができます」と語り、大会を盛り上げる決意を見せた。

 同イベントは、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年より開催。今年で第5回を迎える。広報大使にモデルの道端カレン(37)東北応援大使には元サッカー選手中西哲夫氏(47)が就任した。