ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(44)が、因縁のあるフジテレビの番組にいまだ出演できない恨み節を口にした。

 堀江氏は19日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。フジテレビの日枝久会長(79)と亀山千広社長(60)の退任が発表された人事について、「日枝さん、退任してねぇもん。取締役相談役で残ってますから。実質的に代表権のある会長とかに居座ってたら批判されるから、さらに隠れて取締役相談役でいるから日枝体制は変わらない」と私見を述べた。

 堀江氏は05年にニッポン放送の買収騒動で、フジテレビと経営権をめぐる“株買収合戦”を繰り広げた浅からぬ因縁があり、現在もフジテレビとニッポン放送の番組には出演できていないが、「フジテレビは日枝さんの気持ちを忖度(そんたく)して僕を出しちゃいけない」と臆測。「意地でも出させたくない。ほかの局は出まくってるのに。僕、昔レギュラーまであったんですから」とボヤいた。