歌手麻倉未稀(56)が22日、TBS系「名医のTHE太鼓判4」(午後7時)の放送で、乳がんを患い、左側乳房の全摘出手術をする心境などを明かした。

 番組の企画で4月6日に約6年ぶりに人間ドックを受診。異常が見つかり、同12日に再検査。左側乳房に約2センチのがんが2カ所見つかった。がんは乳頭に向かって伸びていてステージ2だった。「ショックはショックでした。でも、歌さえあれば胸がなくなってもいいんじゃないか。神さまが歌えといっている。歌うことは私の使命」などと語った。

 28日のウオーキング大会「第15回飯能新緑ツーデーマーチ」(埼玉・飯能市)には予定通り参加し、ライブでヒット曲「ヒーロー」を歌唱する予定。ライブを終えた来月に手術を受ける。

 術後はリハビリに専念。7月14日に都内のライブレストラン「音倉」で行う庄野真代(62)とのジョイントライブでの復帰を目指す。