ディーン・フジオカ(36)が生まれ故郷の福島で初めてライブを行うことが22日、分かった。7月15日に福島県須賀川市文化センター大ホールで開催する。同市で生まれ、しばらく住んでいた。中学生時代まで長期休みのたびに祖父母に会いに毎年訪れていた思い出の地だ。公演サブタイトルは「~Homecoming in Fukushima~」で里帰りの意味を込めてディーンが命名した。今年のライブは7月12、13日に東京国際フォーラム、同27、28日に大阪・オリックス劇場で行うと既に発表している。

 福島公演はディーンの強い希望で実現した。東日本大震災以降、福島県を何度か訪れている。「震災以来、今もずっと故郷のために自分は何ができるのかと自問自答を続けてきました」という。「『Homecoming-』を通して、自分の生まれ故郷に住む方々も、今は故郷を離れて暮らす方々も共感できるようなライブをいつもとは少し違った形で、参加者の皆さんと一緒に作っていきたいと思っています」。

 公演に先駆け、主演映画「結婚」(西谷真一監督、6月24日公開)主題歌を含む初の全国流通盤シングル「Permanent Vacation/Unchained Melody」を7月5日に発売することも決まった。