木村佳乃(41)が23日、都内で映画「光をくれた人」(26日公開、デレク・シアンフランス監督)試写イベントに出席した。

 子供を失った灯台守の夫婦のもとに、赤ん坊が流れ流れ着くことから始まる、ラブストーリー。4回試写を見たという木村は「毎回号泣しました。この映画は泣きます。間違いなく、私が見てきた映画の中でも5本の指に入ります」と前のめりに話した。

 私生活では2児の母だが共感する部分が多かったという。映画のタイトルにもちなみ、光をくれた人は誰かと聞かれると「両親、家族、娘もそうですし、この仕事をするきっかけになった事務所社長もそうですし、大切にしたい人はたくさんいます! 光を与えたいのは家族、娘と夫です」。また今の夢は「おばあちゃんになること」といい、「娘のために絶対長生きして元気に孫を育てたい」と笑顔を見せた。

 また、この日が「恋文の日」であることから、恋文の思い出を問われ、中学生の時に米国留学した際のエピソードを明かした。「英語もしゃべれなくて、どこで何をしていいかわからなかった時に、母から手紙が届いて、元気で頑張ってねという内容で、号泣してしまった。ずっと帰りたかったけど、すごく勇気づけられて、すごく心に残っています。今は手紙を子供にもよく書きますし、自分の字って、いいですよね」。