写真家加納典明氏(75)とタレントLiLiCo(46)が25日、東京・六本木のゼンフォトギャラリーで「加納典明写真展『絶夜』」(6月14日まで)のレセプションに出席した。2人はLiLiCoの22年ぶりのヌードが掲載される「絶夜 LiLiCo写真集」をPRした。

 LiLiCoは「22年前に全く無名の時にモデルに使ってもらった。いつかまた、撮ってもらいたいと思っていた」。加納氏は「22年前のLiLiCoは澄んでいた。22年間の時を経て、芸能界を生き抜いて、プロになって、大人になった。その変遷を見てほしい」と話した。

 加納氏は大動脈弁狭窄(きょうさく)症で、昨年6月に人工弁置き換え手術を受けたことを明かし「余命25年と言われた。命乞いまでして生きたくないけど、写真家は動かないと行けない。まずは体から」。

 次の被写体のターゲットとして、女優松島ひかり(31)を挙げて「小学生の時に撮ってるんだよ。日本の女優の中では珍しい演技をする。それを撮りたい。あとスマホだけで撮った写真展もやってみたいね」と話した。