プロフィギュアスケーターの荒川静香(35)が26日、都内で、オタフクソースのヘルシー宣言イベントに出席した。

 「お好み焼き=粉もの=カロリーが高い」というイメージを払拭(ふっしょく)すべく、野菜たっぷりでヘルシーなお好み焼きをアピールしていくイベント。荒川は「アスリートということもあって、バランスよく心がける中で、10種類くらい野菜を入れます」と、自家製お好み焼きのレシピを披露した。

 14年11月に第1子女児を出産し、現在1児の母。お好み焼きにはキャベツ、ネギ、タマネギ、ほうれん草、小松菜などのほか、子どもの好き嫌いをふまえて、すりおろしたにんじんも入れるという。「レンコンとか山芋とか、冷蔵庫を片付けるつもりで。最後は卵で全部つなぎます」と、トリノ五輪金メダリストもすっかり母の顔だった。

 娘の話になると、「最近、『ママ』じゃなくて『荒川静香』って呼ぶんです」と苦笑い。「テレビとかショーで、私の旧姓を知ったみたいで。ママって呼ぶより、名前で呼ぶほうが振り返るって分かってるみたいで、街中で気を抜いているときにも呼ばれます」と、賢い娘に翻弄(ほんろう)されているようだった。

 イベントには、お笑いコンビクワバタオハラの小原正子(41)も出席した。荒川の代名詞でもある「イナバウアー」のポーズで、お好み焼きをひっくり返す「イナバウアー小手返し」挑戦し、本家直々の指導を受けていた。