今春から大学生になった演歌歌手さくらまや(18)が、24日、都内で行われた出演ミュージカル「赤毛のアン」制作発表会見で、勉強一色のキャンパスライフの一端を明かしてくれた。

 10歳の時に、史上最年少演歌歌手としてデビューして以降、学業と芸能活動を両立してきた。高校も都内の進学校に進学。受験生となった昨年の夏にインタビューした際にも、「趣味は勉強。好きなのは数学で、1つの答えを導き出す方法がたくさんあるのが楽しいんです」と話していた。

 昨年までは“リケジョ”だったが、法律や政治経済分野にも興味を持ったことから、今年4月から、都内私立大の法学部に進学した。さくらは「法律を勉強するのは、私の性に合っているのか、今が人生で1番楽しい」という。

 先のインタビューでも「小中高と先生にも恵まれて、大学ではどんな教授に出会えるのかも楽しみ」と話していたが、「教授ごとに意見が違ったりするのに、最終的には同じことだったりしておもしろい。単位をもらえない授業にも出ていて、本当に大学が4年間じゃ足りないくらいです」と真面目な表情で答える。サークルだ! とか、合コンだ! とか、キャンパスライフに心弾ませていた自分の過去を恥じてしまうくらい、勉学にのめりこんでいる。

 将来的には国家資格の「司法書士」の取得を目指しているといい、司会から「歌える司法書士に?」と話を振られると「そんなこと言われたら目指しちゃいます」とまんざらでもない様子。まだ先の話かもしれないが、さくらなら何だか実現しそうで、今後も楽しみだ。