女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の26日の平均視聴率が19・2%、27日が19・6%(いずれも関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 あらすじは、給料日は恒例のすずふり亭訪問の日。みね子(有村架純)はお給料が減ったため、初めて来たときと同じ、一番安いコロッケをオーダーする。食べながら涙を流すみね子を見て、鈴子(宮本信子)はお金はいらないと言う、しかし、がんばった成果として自分のお給料で注文したいと、それを拒否するみね子。そんな中、綿引(竜星涼)が訪ねてくる。父親が大けがを負ったため、警官をやめて茨城に帰るという報告だった。突然の別れに寂しさが押し寄せてくるみね子、という内容だった。