日本テレビ系列の連続ドラマ「フランケンシュタインの恋」(日曜午後10時30分)の28日第6話の平均視聴率が6・6%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第5話は6・1%だった。

 同作はモンスター小説の名作「フランケンシュタイン」の物語をベースに、現代に置き換えた、怪物と人間のせつないラブストーリー。綾野剛(35)が、100年前のある事件をきっかけに生み出された心優しい怪物を演じ、二階堂ふみ(22)演じるヒロインに恋をする。

 第6話は、“フランケンシュタイン”としてラジオ番組に出演することになった深志研(綾野剛)。彼は「僕は人間じゃない」と、120年前に蘇ったという話や、津軽(二階堂ふみ)への恋心を率直に語る。ラジオを聴いた鶴丸(柄本明)は、深志研が社会との関わりを増やしていくことに懸念。その後も天草(新井浩文)は、深志研と共にリスナーを訪ね、その模様を生中継する。菌の放出を誘発するまでのトラブルも起こらず、放送は好評。“フランケンシュタイン”の人気はさらに高まっていく、という内容だった。