等身大のメッセージソングで幅広い世代に支持されるシンガー・ソングライター小田純平(60)が“リアル歌謡曲”の作詞募集を行う。28日、札幌・クラップスホールで約2カ月間の全国ライブツアー「音楽にできること-散歌-」を打ち上げた。次は歌謡界に新たな流れを作るべく、詞を一般から公募してリアルな作品を提供するプロジェクトに取り組む。

 ツアー期間中の4月15日に還暦を迎えた小田は今春、2枚のCDを同時にリリース。シングル「うたうたい~Only Way~」とセルフカバーアルバム「~散歌~」で、今回のライブはこの2枚を引っさげて展開した。札幌でのツアー最終日、小田は「今までの皆さんの思いで、今の自分の音楽はできていると思います。これからも愛の歌を歌い続けて行きます」と話し、最後は「うたうたい」で締めくくった。

 ツアーを終え、今後は“リアル歌謡曲”の作詞募集を行う年間プロジェクトに取り組む。募集する「詞」については、自身が体験した出来事をもとに形式は自由で締め切りは6月30日。最優秀作品に小田が作曲、歌唱してCD化する予定だ。詳細は小田純平オフィシャルHPなどで。