「左中大脳動脈閉塞(へいそく)症」「塞栓(そくせん)性脳梗塞」で入院中の落語家、桂ざこば(69)の娘でタレント、関口まい(34)が29日午後、自身のブログを更新し、父の近況について「自分で歩いて、お手洗いにも行きますし、食事も1人でお箸を使って食べています」と報告した。

 まいはこの日午後1時すぎ、「お知らせとお詫び」のタイトルでコメントを掲載。「この度は、父 桂ざこばのことで ご心配やご迷惑をお掛け致しまして 申し訳ございません。父の今の状態ですが、自分で歩いて お手洗いにも行きますし 食事も一人でお箸を使って食べています。また、家族との会話もできていますし、大好きな囲碁のテレビも観ています」とざこばの近況をつづった。降板となった6月の松竹座公演について、ざこば本人も「残念に思っております」と書き込んだ。

 ざこばは27日に、大阪松竹座公演「銀二貫」(6月1日開幕)の稽古に向かう途中、体調を崩し、市内のけいこ場へ着いた際、弟子らが異変に気づいた。すぐに大阪市内の病院へ救急搬送され、カテーテル治療など処置を受け、医師からは「1カ月以上の加療が必要」と診断。松竹座公演や、当面のテレビ出演を取りやめた。