女優で作家の中江有里(43)が、元アイドルの川越美和さんが孤独死していたこと一部週刊誌で報じられたことを受け、涙をこぼして悼んだ。

 30日放送のフジテレビ系「とくダネ!」は、川越さんが08年に35歳の若さで亡くなっていたと報じた同日発売の「週刊女性」の記事を取り上げた。

 川越さんは88年に歌手デビューし、人気アイドル・女優として活躍。中江は自身が芸能界に入って2作目に出演した学園ドラマで川越さんと共演しており、「私にとっては輝かしい、目指すべき存在でした」と振り返った。

 現場での川越さんについて「非常におとなしい方だった。決して前に自分から出るような感じじゃなくて、そういうところも私はとても好きだった」という中江は、訃報に触れ「すごくショックでした。まさか35歳という若さで亡くなっていたというのは全然知らなかった」と悲嘆した。

 「正直、お付き合いというのもそれほどなかったですし、それ以来、共演する機会もなかったんですけど、やっぱりずっと気にはなっていて、芸能界を引退したと聞いたときも、それからどうしてるのかなとインターネットなんかで調べたときもあったんですが、実際に連絡を取ることはなかった」と、川越さんとの関係について語った中江。「ほんとに、どこかで彼女を私が何かできることなかったのかな……」と声を震わせた。