女優吉田羊(年齢非公表)が30日、都内で行われた「怖い絵展」記者発表会に出席した。同展覧会のナビゲーターを務める。

 「怖い絵」を著した中野京子氏の特別監修のもと、名画に隠された恐怖をテーマにした展覧会。吉田は「自分の感性や感覚だけで見るのではなくて、解説で知識を得ることでまた絵が違う姿を見せるようになる。解釈の可能性も広がるし、すごくおもしろい」と話し、「大泉洋さんにおすすめしたいですね。大泉さんは私に似て、人の話を聞かないので、この展覧会で想像力を鍛えてほしいと思います」と笑った。

 この日は、「怖い絵」をテーマにして自らが描いた絵を初披露した。洋服店の店員に吉田が商品を勧められているイラストだ。「小学生みたいな絵で、恥ずかしいです」と照れ笑い。「私、洋服屋さんの店員さんのうたい文句にすごく弱くて。『最後の1枚なんです』と言われると即答して買っちゃいます。自分の弱さが怖い。押しに弱いんですよ」と明かした。「すごく優柔不断なんです。気が強い役が多いので、そう思われているんですけど、実は押しに弱いんです」と話した。

 また、今後の結婚の予定聞かれると、「人生で一度は結婚したいと思ってはいますけど、それも相手あってのことなので…」と控えめに答えた。「もらってくださる方がいて、そういう機会があれば。いつもこう言い続けてきたので、自分に対しても『行動を起こさなきゃいけないぞ』って思っています」と笑った。

 展覧会は7月22日から9月18日まで兵庫県立美術館、10月7日から12月17日まで東京・上野の森美術館で開催予定。