歌手高橋真梨子(68)が30日、都内で、ミッツ・マングローブ(42)とトークショーを行った。

 ミッツが「五番街のマリーへ」をカバーするなど、高橋の大ファンなことから実現した。

 93年に結婚したヘンリー広瀬氏(73)はペドロ&カプリシャス時代のメンバーだった。「最初はお互いに大嫌いだった。でも、私が33歳で失恋をした時に、泣いてばかりいる私をなぐさめてくれた。その2年前に彼が離婚をした時、私は人ごとみたいに見ていたのに…。その年から一緒に住んで、結婚をしたのが45歳。周りが『そろそろ…』と言い出して」。高橋のプロデュースも手がけるなど、現在は公私にわたるベストパートナーとのなれ初めを明かした。

 日本人で米カーネギーホール大ホールで3公演を行っているのは高橋だけだ。「あそこは全然違う。魔物がいるって感じ」と振り返った。

 また、ほとんど振りを付けないで歌唱をする理由についても明かした。「『女・東海林太郎』っていわれるくらい。見た目でなくて、自分の心の中を全部出して、中身をお客さんに見てほしいから」と説明した。

 ミッツが昨年のクリスマスイブで、マツコ・デラックス(44)と酒を飲みながら、高橋のヒット曲「ごめんね…」に「女のずぶとさが出てくる」と意気投合したという。この「ずぶとさ」は自身の経験か聞かれると「友人らの話は肥やしにしているけれど、あまり実像とはかぶらない」と話した。

 トークショーの後には、31日に発売するライブDVDなどの先行上映会も行った。