上戸彩(31)斎藤工(35)が30日、都内で、ダブル主演を務める映画「昼顔」(西谷弘監督、6月10日公開)の女性限定試写会に出席した。本作は、14年に放送され社会現象にもなった、フジテレビ系ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の続編。

 4月から、全国でPRイベントを行ってきた2人だが、とうとう公開間近。上戸が「あっという間で寂しいですね。もうちょっと工くんといろんなところを回りたかったです」と告白すると、斎藤は「そうですね…」と微妙な反応。上戸はすかさず「嫌なんかい!」とツッコミを入れて観客を笑わせた。

 その後、ドラマ版に出演した、吉瀬美智子(42)がスペシャルゲストとして登場。上戸は「みっちゃん~!」と抱きつき、斎藤も「信じられないくらいきれいですね」と、久しぶりの再会に舞台上は大盛り上がり。吉瀬は「サプライズだから、内緒にするの本当に苦労したんだから。言いたくてしょうがなくて」と笑顔を見せた。

 斎藤演じる、高校教師北野の魅力について話題になると、上戸が「母性をくすぐる子供っぽさ。幼稚園児がボタンを掛け違っちゃうみたいな」、吉瀬は「ホタルを研究したり、マイワールドを持っているところ」と回答。しかし斎藤本人については、2人そろって「さわやか変態」。斎藤は「いいですね。両極のモノが合わさった、新しいジャンルを切り開いていきます。さわやか変態。よろしくお願いします」とおどけた。

 イベント終盤には、観客も含めて「愛の依存度」を診断する心理テストが行われた。上戸はまさかの依存度90%で「自分本位で貪欲な愛のハンター」という結果に。「これ本当?」と渋い表情になりながらも「ぶちまける愛に出会ってみたい」というドッキリ発言に、斎藤は「えっ?」と困惑していた。