タレントの武井壮(44)が、ダウンタウンの松本人志(53)が未成年者の飲酒や淫行について「未成年者を取り締まる罰則も作るべき」とした提案に持論を唱えた。

 12日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」は、松本が11日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で俳優の小出恵介の未成年淫行報道を受け「もうそろそろ未成年の女の方も取り締まれるような罰則を作るべき。罰を設けた方が絶対にこういう事件は減ると思う」とした発言を取り上げた。

 女優の遠野なぎこは「その通りだと思う」と賛同。松本同様、小出のケースは別問題だとした上で、「すべての未成年が100%必ず平等に守られるっていうのはどうかと思う。自分の意思でお店に行って、自分の意思でお酒を飲んで、自分の意思でホテルに行ってるわけじゃないですか、どこまでが真実かはわからないですけど、それでその子には何のおとがめがないというのが、私にはちょっとわからない」と持論を展開した。

 一方で武井は「罰則ってなっちゃうと、成人の人と未成熟な少年たちを同じ罰則っていうのは難しいと思う。そのために少年法っていうのがあるわけで、全部を同じにするわけにはいかない」と話した。その上で、「だけど少年には少年なりの、罰則というよりも例えばライン決めをしてあげて、こういった行為をしてしまった場合には、例えば更生施設なり、ボランティアで奉仕期間を設けるとか、そういった活動をしなければいけない期間を設けるのは良いと思う。刑罰とかではなくて」と提案した。