片岡鶴太郎(62)が13日、インド大使館で「インド政府公認プロフェッショナルヨガ検定 インストラクター合格記者会見」に出席した。

 5年前からヨガをはじめた片岡は、レベル4まである同検定の、レベル1にあたるヨガインストラクターに見事合格。

 合格証を受け取ると同時に、全日本ヨガ連盟からヨガ親善大使にも任命され「大変光栄なこと。最高の喜びです」と喜んだ。

 「元々、瞑想(めいそう)に興味があった」といい、その方法を探る過程でヨガと出会ったという。「10数年前にインドの小学校にいってヨガの授業を受けたことがあった。その時は体が硬くてヨガは一生やらないと思っていた」と話すが、以降は家を出る7時間前に起きてヨガを4時間行い、2時間かけて朝食をとって身支度して出発するという生活を欠かさず行ってきた。

 食事は朝の1回だけで、最大65キロあった体重は43キロにまで減ったという。俳優に歌手、画家などとしても活躍してきているが、現在の肩書を聞かれると「ヨギーですね」とあっさりと答えて笑わせた。

 ナウリという腸を動かすヨガの浄化法を実践する際には、5歳児用だというパンツ一丁姿で、お笑い芸人のアキラ100%をほうふつとさせる銀のお盆で股間を隠して登場。

 お盆には、12日に5年ぶりに赤ちゃんを出産した東京・上野動物園のジャイアントパンダの雌シンシンの名前も書かれており「ヨギーでありながらも笑いを忘れないガンジーです」と話して盛り上げた。

 ヨガを始めてからは体調もよくなったといい「ほとんど風邪もひいていない。ヨガを始めて悪かったことはないですね。素晴らしい出会いですね」と話した。

 取材陣からヨガをすすめたい人を問われると「いろいろと騒がせている方々ですね。お酒が好きで、夜が好きで、女性が好きで、お薬とかも好きな人。鼻の穴から清浄な空気を吸ってほしい。効果てきめんだと思います」と笑わせた。