ミュージシャンのGACKT(43)が、99年に亡くなった元バンド「マリスミゼル」のメンバーKamiさんをしのんだ。

 GACKTは27日、「アイツがいなくなってもう18年・・・。」のタイトルでブログを更新。「訃報が届いたのは、実際に彼が亡くなって密葬が終わってからのことだった」と当時を振り返った。

 その頃、GACKTはバンドメンバーと絶縁状態にあったため、すぐには訃報が届かなかったという。当時Kamiさんの実家や墓地の場所も知らず、闇雲に探し回ったという思い出をつづり、「そうこうしているうちに近所までたどり着き、知り合いの人と出会い実家に連れて行って貰うことになる。彼の実家の玄関先でご両親が出て来て顔を見た時、何も言葉が出て来ず、急に涙が止まらなくなったことを鮮明に覚えている」と振り返った。

 その後、Kamiさんの誕生日と命日には実家を訪れているというGACKT。「麻央さんのことがあったからか【人との別れ】についてこの数日ずっと頭の中をグルグルと回るまとまらない思考」と、小林麻央さんが亡くなったことから旧友に思いを馳せ、「今日という日は、先に逝った彼らにとってかけがえのない未来。だからこそ笑わないと。彼らが羨ましく思うくらいに。そして、またいつか彼らと会った時に、『すごい楽しい人生だったぞ!』と自慢してやろう」と思いをつづった。