乃木坂46が2日、東京・神宮球場で全国ツアーの2日目公演を行った。3期生、2期生、1期生、全員の順でパフォーマンスする初の試みで、全メンバー46人が出演した。中盤、全員が出演したトークで、生駒里奈(21)の熱い「神スピーチ」が、会場をアゲアゲにした。全文は以下の通り。

 3期生と2期生のパフォーマンスでとっても熱く温まったステージで出させていただいたんですけど、昨日以上の熱気を感じて、私たちも「よし、負けてられないぞ、みんなを楽しませるぞ」ってステージに向かったんです。

 今、「設定温度」を歌って、秋元(康)さんって、本当にいいこと書くんだなって思ったんですけど、「人を愛せばやさしくなって、限界以上に我慢できる」っていうのが、私は、乃木坂46に入ってから感じた感情だったなって思って。もちろん1期生に関しては、苦楽を共にしてきたっていうのもありますけど…。

 普通、他人じゃないですか。今まいちゅん(新内真衣)隣にいるけど、今はメンバーだけど、他人だったんですよ。だけど今まいちゅんに目の前で何か苦しいこととかあったら、私はすごく、その人のためだったら、身をかけて、自分を犠牲にしてでも、守りたいって思えるのが、乃木坂46のメンバーなんですよ。家族じゃなくて、親友じゃなくて、だけど、こんなに大切な人を、45人も作ってくれた乃木坂46が、本当に大好きだなと、あらためて、思いました。なんか、キモいこと言ってごめんなさいなんですけど(笑い)。

 それだけたくさんの出会いがあって、メンバーだけじゃないんです。ファンの皆さんも、最近いろんなことがあるけど、第一に私たちのことを考えて言葉を発してくださっていたなって思って。そういうことが、巡りに巡って愛という形になるんだなって。こんなすばらしいものを見させてくれて、本当に感謝しています。ありがとうございます。