タレントのフィフィ(41)が、金子恵美総務政務官(39)が保育所への子どもの送り迎えなどで公用車を使用した問題について持論を展開した。

 金子議員は先月29日、私的に公用車を使用したとの週刊誌報道を受けて自身のブログで釈明。保育所が議員会館内にあると指摘し、「総務省の考えでは、公務を行う場所と保育園が同じ場合、問題はない」などと説明した上で「私的な目的で公用車を呼び出し使用した事実は一切ない」とした。

 3日放送のフジテレビ系「バイキング」はこの問題を取り上げ、幼い子どもを持つタレントの真鍋かをりが先月30日放送のTBS系「ビビット」で、「問題として議論されてる事自体がおかしい。このケースで仕事の途中で保育園に送っていくことがダメなんだったら、もう働くお母さん誰一人、仕事と子育て両立できないと思う」と発言したことを紹介した。

 タレントの藤本美貴は、真鍋に同調し「車を使って良いか悪いかは置いといて、これは許して欲しいなって思う」と金子議員を擁護した。

 一方でフィフィは「一般の家庭と同じような感覚で言い訳されても困る。この方たちはちゃんとお金を頂いています。そして、責任を持っている仕事が、国会議員の方と私たちとは全く別です。片手間でやってもらうと困るので、なぜベビーシッターとかちゃんと環境を整えた上で仕事と向き合わないのか。何かあったら『子育て中だから、大目に見てよ』って言うのは、『子育て中のママはだから使えないよ』って言われてしまう原因になってしまう、そこはむしろ国会議員だからこそちゃんと線引きをして」と異論を唱えた。