船越英一郎(56)に離婚調停を申請されている松居一代(60)が9日、日刊スポーツの電話取材に応じ、芸能界引退を覚悟していると明かした。「タレント生命なんて気にしていません。もうテレビに出ることはないでしょう。日本にいるつもりもありません」と海外移住の可能性も示した。さらに今後もブログなどSNSを使ってメッセージを発信し続けることを明かした。

 6月27日に「1年5カ月間も尾行され続けている」とブログに記して以降、動画を投稿するなどして、船越にハワイ在住で自分の親友と不倫交際しているなどと主張してきた。船越の所属事務所は不倫を否定しているが、松居は日々、攻撃を続けている。その理由について「親友との不倫に怒っているわけではなく、(船越が)自分が有利に離婚をしていけるように、汚い手を使ってきたからです」と主張。その上で「SNSを使って、私の意見を今後も皆さまへお伝えしていくつもりです」と明言した。多くのメディアから問い合わせを受けているが「会見を開く予定はまったくありません」としている。

 ブログのアクセス数やツイッターのフォロワー数が急増していることについて「世の中が注目しているということです」と手応えを得ている様子だが、同時に危機感も抱いている。「私は、今の時代の最先端ツールを使って私の気持ちを発信しています。しかし、いつ閉鎖されてしまうか、ヒヤヒヤしながらアップしている状況です。綱渡り状態なんです」と言い、使用しているアメーバブログについて「閉鎖が近くなっている状態です。警告が来ています」。松居によると、アメーバブログを運営するサイバーエージェント側から「10日午前10時までに名誉毀損(きそん)にあたる部分を削除しない場合は閉鎖する」と警告されたという。松居は閉鎖を望んでおらず「今夜作業をする」と話した。

 アメーバブログでは利用規約の禁止事項として「第三者について誹謗(ひぼう)中傷もしくは侮辱する、または名誉や信用を傷つける行為、表現・内容の送信など」と明記している。