女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の24日の平均視聴率が20・5%だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は4日放送第80話と20日放送第94話の21・4%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 24日は、島谷(竹内涼真)に話があると呼び出されたみね子(有村架純)。島谷は縁談の話があると告げ、みね子と一緒になりたいから親子の縁を切ると宣言する。選んでくれたことに感謝するみね子だが、心は複雑だった。そして、大学もやめ、貧乏になるだろうと言い出す島谷にみね子は、「貧乏になったことがないからそんなことが言えるのだ」と言い、「親不孝な人は嫌い」と、島谷を突き放す。そうして、別れるという苦渋の決断を下す2人。涙が止まらないみね子だった。