映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(8月4日公開、三池崇史監督)のジャパンプレミアが26日、都内で行われ、主演の山崎賢人(22)をはじめ神木隆之介(24)岡田将生(27)らが出席した。累計1億部を突破する人気漫画が、連載開始30周年を迎えた今年、初めて実写映画化された。おすすめシーンを聞かれた山崎は「(山田)孝之さんが岩になるところ。衝撃のシーンで、目の前で見ていたので」と告白。山田が「(役作りに)4カ月以上かかったので、岩の役が抜けるまでに時間がかかった」とボケると、山崎も「人間に戻って良かったです」と天然な返しで笑わせた。

 スペイン・シッチェスなどで行われたロケでは、撮影だけでなく観光も楽しんだという。神木は「撮影(のスケジュール)が緩かったので、観光しまくりました。(サッカー・バルセロナの本拠地)カンプ・ノウにも行きました」と告白。伊勢谷は、山崎の受かれぶりを見逃さず、「熱海のヨーロッパ版みたいな町並みで、山崎は(流れている音楽に)まんまと乗っかって、街中で踊ってましたよ」と暴露した。山崎が「開放感とお酒の力を借りたんですよ」と必死に説明したが、伊勢谷からは「まだビールは出てきてなかったよ」と突っ込まれていた。

 三池監督は、岡田がロケ地の風呂で頭を強打し、気を失っていたと明かした。「(スペイン)観光で気を付けるのは、お風呂が滑りやすいということですね。岡田君は風呂で滑って頭を打って、1時間ぐらい気を失って、目が覚めたら湯船が(血で)真っ赤だった」。まさかのハプニング告白に場内は騒然となり、岡田も「ちょっと待って…」と慌てていた。配給会社によると、岡田は大事には至らず、撮影自体は延期などもなく続けられたという。

 ほか小松菜奈(21)新田真剣佑(20)伊勢谷友介(41)が登壇した。