俳優船越英一郎(57)の所属事務所ホリプロは26日、妻で離婚調停中のタレント松居一代(60)に船越の名誉を傷つけられたなどとして、同社と船越への業務妨害行為及び名誉毀損(きそん)行為の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立て、受理されたと発表した。

 ホリプロは、松居の言動について「裁判所の判断を仰ぐべきものが多く、これ以上、看過することのできない問題」と判断。21日に「名誉毀損及び、業務妨害などを理由とする法的措置の準備に着手した」として、松居を提訴する意向を明かしていた。仮処分を申し立てたのは24日という。

 松居はブログやツイッターへの記載、ユーチューブへの動画投稿などを通じ、船越の不倫疑惑などを繰り返し訴え、激しく攻撃を続けてきた。これに対してホリプロ側は不倫などを否定していた。松居のブログを運営するサイバーエージェントが、名誉毀損にあたる記事の削除を松居に依頼する事態も起きていた。

 一方、松居は、仮処分申し立てが発表される前の26日午前に更新したブログで、「さあ…何年…闘いましょうか?! あたしは、100才まで戦えますよ 元気もりもりですからね」などと引き続き夫を攻撃する姿勢をみせていた。