武井咲(23)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)の27日2話目の平均視聴率が12・3%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は11・7%だった。

 同ドラマは、松本清張作品の中でも人気が高く、これまで何度もドラマ化され、山本陽子(75)大谷直子(67)浅野ゆう子(56)米倉涼子(41)ら人気女優が主演してきた作品。武井は、銀行で横領した1億8000万円や借名口座リストを利用して銀座に自分のクラブをオープンさせ、夜の世界でのし上がっていく悪女、原口元子を演じる。

 27日は、東林銀行から横領した1億8000万円と借名口座のリストを記した黒革の手帳を元に、東京・銀座にクラブ「カルネ」をオープンさせた元子(武井咲)。銀座のママとして新たな道を歩み始めた元子はある日、元同僚の波子(仲里依紗)と再会する。元恋人のために使ったカードの支払いのために必死に働く波子に、元子は名刺を渡す。カルネの開店から1カ月がたとうとするころ、元子を訪ねて安島(江口洋介)が店にやって来る、という内容だった。