歌手の山本譲二(67)が、21日になくなった平尾昌晃さん(享年79)の思い出を語った。

 山本は27日放送のフジテレビ系「バイキング」に出演。88年に平尾さんに「夕陽」を作曲してもらい、レッスンのため初めて自宅マンションを訪れた時のエピソードを語った。

 その時、平尾さんからお酒に誘われたという山本。これからレッスンのため断ったが、「いいから少し飲め」と勧められ、一口だけ口をつけたという。そしてゴルフの話題で盛り上がったと振り返った。

 それからレッスンを終え、帰る時になって平尾さんから「酒飲まなかったんだね、ありがとう」と感謝されたという。山本は「ひょっとしたら、バカバカ飲んじゃったら『俺の書く音楽を大事にしてくれないんだな』っていうふうに思われちゃってたのかな」と、その時の平尾さんの胸中を推し量り、「飲まなくてよかったなって、帰る時に思いました」と語った。