武井咲(23)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)の17日第5話の平均視聴率が10・4%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週は10・7%で、初回から2桁をキープしている。

 同ドラマは、松本清張作品の中でも人気が高く、これまで何度もドラマ化され、山本陽子(75)大谷直子(67)浅野ゆう子(56)米倉涼子(41)ら人気女優が主演してきた作品。武井は、銀行で横領した1億8000万円や借名口座リストを利用して銀座に自分のクラブをオープンさせ、夜の世界でのし上がっていく悪女、原口元子を演じる。

 第5話は、上星ゼミナール理事長・橋田(高嶋政伸)の裏口入学者リストを手に入れた元子(武井咲)。橋田が買おうとしている料亭を奪い、それを2億円で転売して、「ルダン」を手に入れようと考える。その矢先、「ルダン」を所持している人物が政財界のフィクサー・長谷川(伊東四朗)だと判明。そしてついに元子は橋田と対決するため、上星ゼミナールへと乗り込んでいく、という内容だった。