松本幸四郎(75)が主演する舞台「アマデウス」(9月24日~10月9日~東京・池袋サンシャイン劇場、10月13~22日=大阪松竹座ほか)の会見が19日、都内で行われた。幸四郎演じる宮廷楽長サリエリとモーツァルトの確執を描き、幸四郎襲名直後の82年に初演。来年1月に松本白鸚を襲名するため、今回が幸四郎最後の「アマデウス」となり、「感無量。見終わった後、心の中に温かいものがともる舞台にしたい」。

 モーツァルトにジャニーズWEST桐山照史(27)、その妻コンスタンツェに大和田美帆(33)を起用。幸四郎に「正常でないモーツァルトの目をしている」と言われた桐山は「先日のけいこで100回ぐらいかんで、挫折を味わった。幸四郎さんとの共演をメンバーに伝えた時、全員が絶句した」。15年に出産後、初の舞台となる大和田は「(公演中は)孫にデレデレのじいじ(大和田獏)とばあば(岡江久美子)にも助けてもらいます」と話した。