4人組エアーバンド、ゴールデンボンバーが、軟式球場ステージのトリを飾った。

 ボーカル鬼龍院翔(33)が「どうも~! ゴールデンボンバーで~す!」と叫びながら登場し、「#CDが売れないこんな世の中じゃ」を歌い出すと、既に観客は総立ち状態だった観客は、持っていたタオルや手ぬぐいを振り回した。さらに鬼龍院が「みんな、元カレが憎いか~!」と叫ぶと、大歓声を浴びた。「元カレ殺ス」を歌い、「も・と・か・れ・こ・ろ・す!」と大コール。一体感に包まれた。

 10年以来7年ぶりの登場。ブレーク前夜だった前回出演時を振り返り、鬼龍院は「7年前にはテレビとか全然出ていなくて、人が全然いなくて、花火を楽しみにしているファミリーの方からガン無視されていました。今日はこんなにお客さんがこっちを向いてくれて幸せです」と喜んだ。鬼龍院は「そんな家族連れもいらっしゃる中、『元カレ殺ス』なんて物騒な曲歌ってすみません」と謝罪し、笑わせた。

 「抱きしめてシュヴァルツ」の最中には、ギター喜矢武豊(32)が突然タオル1枚になり、シャンプーで頭を洗い出した。さらに、ステージ下にいた警備スタッフにも後ろからシャンプーをかけ、頭を洗った。ドラム樽美酒研二(36)は黒のティーバック1枚になって肉体美を披露し、悲鳴を浴びた。

 ラストは代表曲「女々しくて」を歌った。花火の開始時刻きっかりに曲が終わるように時間をセットして、「僕らはエアーバンドだから、そのへんは完璧なんです」と笑わせた。曲の最後に、花火をバックに4人でポーズを決め、鬼龍院は「決まった~! 最後の1発まで楽しんでください!」と絶叫して締めくくった。