女優の美保純(57)が、27歳という若さでこの世を去った女優の夏目雅子さんの思い出を語った。

 美保は23日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。85年に亡くなった夏目さんについて「あこがれの先輩だった」と語った。

 初めて会ったのは、夏目さんが82年公開の映画「鬼龍院花子の生涯」でブルーリボン賞主演女優賞に輝いたその授賞式だったという。「もうびっくりした、キレイすぎて。透明感がありながら力強い何かがあって。私はもう『自分はなんて山猿なんだ』って思ったくらい。それくらい華やかで」と印象を語った。

 その後、夏目さんと共演する予定もあったという。夏目さんがヒロインを務めた映画「時代屋の女房」の2作目に美保は出演したが、夏目さんは急性骨髄性白血病で倒れたため出演がかなわず、名取裕子が代役を務めた。美保はそのほかに「テレビドラマも一緒にやる企画もあがってたんですけど。女子アナの役で連続ドラマを夏目さんがやる予定で」と明かし、「ワクワクしてたんですけど」と共演できなかったことを残念がった。