女優で歌手の原田知世(49)が、若さを保つ秘訣(ひけつ)について語った。

 原田は25日放送のNHK「4時も!シブ5時」にVTR出演。タレントのクリス松村と対談した。

 今年デビュー35周年を迎えた原田だが、芸能界に入るきっかけは俳優の真田広之だったという。「最初は真田広之さんのファンで、真田広之さんの映画の相手役募集に応募したので、お会いできたらという気持ちだけ」だったと語った。

 デビュー2年目の初主演映画「時をかける少女」では主題歌も大ヒットし、一躍トップアイドルに。しかし自身は「まだ1年しかたっていない間にいろんなことが変わっていって、気持ちが追いついていないような感じでした」と戸惑いもあり、さらにその年にはミュージカルでも主演を務めるなど、学校と仕事の両立に苦しんだという。

 しかしその舞台に、なんと憧れの真田から花が贈られ、「頑張ってきてよかった。いろんな大変だったことが全部飛んで行って、一番うれしかった。そういう年頃でした」と振り返った。

 原田といえば今も当時と変わらない若々しい美貌が話題になるが、若さを保つ秘訣(ひけつ)は「良いと言われてることをとりあえず試してみる。靴下の重ね履きとか。ちょっとした自分の体をいたわってあげることを日々、それが必要になってます」とのこと。

 また、「翌年くらいまでしか目標がないんです。どんどん今、時の経つのが早くなって。だからあんまり先の目標のために今を頑張ってると今が見えなくなるので、まあ来年くらいまでがちょうどいい。それくらいゆったりした気持ちでやる方が体にも精神的にも良いと思うようになった」と語った。